FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちが正解?新NISA攻略法

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち NISAや投資について

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちにすべきかは悩みどころ。

新NISAの開始に伴い、驚異的なリターンを叩き出す「FANG+(ファングプラス)」への注目が急増しています。

S&P500やオルカンといった王道のインデックス投資では満足できない層にとって、FANG+は資産形成を加速させる強力な選択肢です。

しかし、ボラティリティの高さゆえに「やめとけ」という声も多く、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらで運用すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、iFreeNEXT FANG+インデックスを新NISAで活用する際の最適解を、リスク許容度別のタイプ診断や、暴落時を想定したメンタル管理術を交えて徹底解説します。

「攻め」と「守り」のバランスを見極め、あなたの資産形成スピードを最大化させるための戦略をお伝えします。

■本記事のポイント

  1. iFreeNEXT FANG+は新NISAの「つみたて投資枠」「成長投資枠」両方に対応しており、予算に応じて併用が可能
  2. 基本はつみたて枠でドルコスト平均法を実践し、成長枠は資金の余裕や暴落時の買い増しに使うのがおすすめ
  3. ハイリスクなため、オルカンやS&P500をコア資産とし、FANG+をサテライトで組み合わせる配分が安心
  4. 長期運用なら投資信託、短期・機動的ならETFを選び、SBIや楽天証券のクレカ積立でポイント還元を最大化する

 

  1. FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちが正解?新NISA攻略の最適解
    1. iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAの両方の枠に対応している
    2. 東証上場ETF版やレバレッジ型は成長投資枠のみが対象となる
    3. FANG+積立投資枠と成長投資枠両方を使って最速で枠を埋める考え方
    4. ドルコスト平均法を活かしてつみたて投資枠から埋めるのがセオリー
    5. 成長投資枠ならではの特権である暴落時のスポット購入戦略
    6. NISA成長投資枠でFANG+を買う際に注意すべき売却のタイミング
  2. FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?暴落リスクとメンタル管理術
    1. 10銘柄集中投資による激しい値動きとiFreeNEXT FANG+インデックスの今後
    2. FANG+はNISAやめとけという意見の根拠となる信託報酬の高さ
    3. つみたて投資枠でFANG+を買うと後悔する時のメンタル対策
    4. 相関係数が高い銘柄同士を組み合わせる際のリスク分散の限界
    5. iFreeNEXT FANG+インデックスやめとけ派も納得する分散効果
  3. FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?オルカン・S&P500との組み合わせは?リスク許容度別のコアサテライト配分
    1. 攻めの20代から30代ならつみたて投資枠をFANG+のみで構成する
    2. バランス重視ならオルカンをつみたてて成長枠でFANG+を買う
    3. 50代以上や守り重視の人はサテライト枠として資産の5%に留める
    4. オルカンやS&P500と組み合わせる際の黄金比率とリバランス
  4. FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?FANG+投資信託とETFはどっちが得?
    1. iFreeNEXT FANG+投信とiFreeETF FANG+の手数料と使い勝手
    2. 分配金の再投資効率を最大化するなら投資信託が有利な理由
    3. 短期売買も視野に入れた機動力を重視するならETFを選ぶ
    4. SBI証券と楽天証券のポイント還元率で比較するFang+どこで買う問題
    5. クレカ積立設定を活用して毎月のリターンを確実に底上げする手順
    6. マネックス証券やauカブコム証券など他社の取り扱い状況
    7. 【まとめ】FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちについて

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちが正解?新NISA攻略の最適解

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちが正解?新NISA攻略の最適解

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらでも購入可能です。

しかし、制度上のルールや投資商品の種類によって、どちらの枠を使うべきかの戦略は大きく変わります。

多くの投資家が迷うポイントですが、自身の資金力や投資スタイルに合わせて枠を使い分けることが、資産最大化への近道です。

ここでは、それぞれの枠の特徴を活かした具体的な攻略法を以下の流れで解説します。

  1. iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAの両方の枠に対応している
  2. 東証上場ETF版やレバレッジ型は成長投資枠のみが対象となる
  3. FANG積立投資枠と成長投資枠両方を使って最速で枠を埋める考え方
  4. ドルコスト平均法を活かしてつみたて投資枠から埋めるのがセオリー
  5. 成長投資枠ならではの特権である暴落時のスポット購入戦略
  6. NISA成長投資枠でFANG+を買う際に注意すべき売却のタイミング

iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAの両方の枠に対応している

iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAの両方の枠に対応している

大和アセットマネジメントが運用する投資信託「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方に対象商品として登録されています(2026年2月時点)。

これは、金融庁が定める長期・積立・分散投資に適した一定の要件を満たしていると認められたためです。

つまり、年間120万円のつみたて投資枠と、年間240万円の成長投資枠を合わせ、最大で年間360万円までこの商品に非課税で投資可能です。

S&P500や全世界株式(オルカン)と同様に、積立設定を行うだけで自動的に買い付けができるため、手間をかけずに運用を続けられます。

両方の枠を使えるメリットは大きく、資金に余裕がある投資家にとっては、非課税枠を最大限活用してハイリターンを狙う強力な選択肢となります。

(出典:金融庁『つみたて投資枠対象商品届け出一覧』

東証上場ETF版やレバレッジ型は成長投資枠のみが対象となる

東証上場ETF版やレバレッジ型は成長投資枠のみが対象となる

同じ「FANG+指数」に連動する商品でも、ETF(上場投資信託)やレバレッジ型投資信託を選ぶ場合は注意が必要です。

「iFreeETF FANG+(2244)」などのETFや、日々の値動きの2倍等の成果を目指すレバレッジ型ファンドは、「成長投資枠」でしか購入できません。

つみたて投資枠は、金融庁が厳選した長期投資向きの投資信託に限られるためです。

ETFはリアルタイムで売買できる利便性がありますが、つみたて投資枠の非課税メリットを享受できません。

また、レバレッジ型は高いリターンが期待できる反面、リスクも非常に高く、長期保有には向かないとされるため、つみたて投資枠の対象外となっています。

商品選びの際は、自分がどの枠を使いたいのか、どの商品がその枠に対応しているかを必ず確認しましょう。

誤って成長投資枠のみの商品を選んでしまうと、つみたて投資枠の年間120万円分を無駄にしてしまう可能性があります。

FANG+積立投資枠と成長投資枠両方を使って最速で枠を埋める考え方

FANG積立投資枠と成長投資枠両方を使って最速で枠を埋める考え方

「最短5年で生涯投資枠1800万円を埋める」という戦略をとる場合、つみたて投資枠と成長投資枠の両方をフル活用する必要があります。

具体的には、つみたて投資枠で月10万円、成長投資枠で月20万円、合計月30万円をFANG+に投資する計算です。

この方法は、複利効果を最大限に活かし、早期に資産規模を拡大させることを目的としています。

FANG+のような高成長銘柄を早期に大量保有できれば、市場が上昇トレンドに乗った際の資産増加スピードは圧倒的です。

しかし、一度に多額の資金を投入するため、高値掴みのリスクも高まります。

特にFANG+は値動きが激しいため、投資直後に暴落が起きると資産価値が大きく目減りする覚悟が必要です。

この戦略は、十分な余剰資金があり、かつ一時的なマイナス評価に耐えられる強いメンタルを持つ上級者向けと言えます。

自身の家計状況と照らし合わせ、無理のない範囲で計画を立てることが重要です。

ドルコスト平均法を活かしてつみたて投資枠から埋めるのがセオリー

ドルコスト平均法を活かしてつみたて投資枠から埋めるのがセオリー

投資初心者やリスクを抑えたい方は、まずは「つみたて投資枠」を優先して埋めるのが王道です。

毎月一定額を購入する「ドルコスト平均法」を活用することで、価格が高い時は少なく、安い時は多く購入でき、平均取得単価を平準化できます。

FANG+のように価格変動が激しい銘柄こそ、この時間の分散効果が大きく機能します。

例えば、基準価額が大きく下がった月には、同じ金額でより多くの口数を購入できます。

その後、価格が回復した際に、保有口数が多い分だけ資産評価額が大きく跳ね上がります。

つみたて投資枠であれば、少額から自動的にこの仕組みを実践可能です。

まずは月3万円や5万円など、無理のない金額からつみたて投資枠での運用を始め、相場の変動に慣れてから成長投資枠の利用を検討しても遅くはありません。

焦らず時間を味方につける姿勢が、長期的な資産形成の成功鍵です。

成長投資枠ならではの特権である暴落時のスポット購入戦略

成長投資枠ならではの特権である暴落時のスポット購入戦略

成長投資枠の最大の特徴は、積立だけでなく「一括購入(スポット購入)」が可能な点です。

この機能を活かし、市場が暴落したタイミングでFANG+を買い増す戦略が有効です。

普段はつみたて投資枠でコツコツ購入しつつ、成長投資枠の枠を残しておき、株価が大きく下がった時に「押し目買い」として資金を投入します。

FANG+の構成銘柄である米国テック企業は、金利上昇局面や決算発表などで株価が急落することがあります。

しかし、過去のデータを見れば、その後力強く回復し、高値を更新し続けてきました。

暴落時は多くの投資家が恐怖で売り急ぐ場面ですが、成長投資枠を活用できる投資家にとっては絶好の買い場となります。

安値で仕込むことができれば、その後の上昇局面で大きなリターンを得られる可能性が高まります。

ただし、どこが「底」なのかを見極めるのはプロでも難しいため、資金を一度に全額投入せず、数回に分けて購入するなどの工夫が必要です。

NISA成長投資枠でFANG+を買う際に注意すべき売却のタイミング

NISA成長投資枠でFANG+を買う際に注意すべき売却のタイミング

NISA制度には「損益通算ができない」というデメリットがあります。

通常の課税口座では、利益と損失を相殺して税金を減らせますが、NISA口座で発生した損失は税制上「なかったもの」として扱われます。

つまり、FANG+が暴落して含み損を抱えた状態で売却しても、他の利益と相殺できず、単に非課税枠を消費して損をしただけで終わってしまいます。

そのため、NISA口座、特に値動きの激しいFANG+を運用する場合は「マイナスの状態では絶対に売らない」という強い意志が求められます。

成長投資枠でスポット購入した場合、短期的な値上がり益を狙いたくなるかもしれませんが、NISAの本質は長期投資です。

売却して枠を再利用できるのは翌年以降となるため、頻繁な売買は非効率です。

資金が必要になる明確な時期(マイホーム購入や教育資金など)が決まっていない限り、含み益が出るまでじっくりと保有し続ける姿勢が不可欠です。

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?暴落リスクとメンタル管理術

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?暴落リスクとメンタル管理術

ネット検索でFANG+を調べると「やめとけ」「危険」といったネガティブなキーワードが目につきます。

高いリターンが魅力ですが、その裏には相応のリスクが潜んでいるからです。

大切な資産を守るためには、メリットだけでなくデメリットを正しく理解しておく必要があります。

ここでは、投資前に知っておくべきリスクと、暴落時にパニックにならないための心構えを以下の視点で解説します。

  1. 10銘柄集中投資による激しい値動きとiFreeNEXT FANG+インデックスの今後
  2. FANG+NISAやめとけという意見の根拠となる信託報酬の高さ
  3. つみたて投資枠でFANG+を買うと後悔する時のメンタル対策
  4. 相関係数が高い銘柄同士を組み合わせる際のリスク分散の限界
  5. iFreeNEXT FANG+インデックスやめとけ派も納得する分散効果

10銘柄集中投資による激しい値動きとiFreeNEXT FANG+インデックスの今後

10銘柄集中投資による激しい値動きとiFreeNEXT FANG+インデックスの今後

FANG+指数は、米国を代表するテクノロジー企業わずか10社のみで構成されています。

S&P500が500社、オルカンが約3000社に分散投資しているのと比較すると、その集中度は際立っています。

1銘柄あたりの構成比率が約10%となるため、1社の株価が暴落すれば指数全体にダイレクトに影響します。

これが「値動きが激しい(ボラティリティが高い)」と言われる最大の理由です。

過去には、短期間で資産価値が30%以上も下落する局面もありました。

しかし、構成銘柄はAI、クラウド、半導体など、今後の社会基盤を支える最強の企業群です。

将来的にも高い成長が期待できる分野ですが、一本調子で上がり続けるわけではありません。

「半値になる覚悟」を持って投資できるかどうかが問われます。

今後も高い成長性は見込まれますが、個別企業の不祥事や規制強化などのニュース一つで大きく乱高下するリスクは常に抱えています。

FANG+はNISAやめとけという意見の根拠となる信託報酬の高さ

FANG+NISAやめとけという意見の根拠となる信託報酬の高さ

コスト面も無視できない要素です。

iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬は年率0.7755%(税込、2026年2月時点)です。

S&P500やオルカンの人気ファンドが年率0.1%未満であることを考えると、約8倍近いコストがかかります。

長期投資において、手数料の差は最終的なリターンに数百万円単位の影響を与える可能性があります。

「やめとけ」という意見の多くは、このコストの高さとリスクの高さが見合っていないと判断する層からのものです。

しかし、FANG+が過去10年で記録した年率リターンは、手数料の差を補って余りあるものでした。

重要なのは、高いコストを支払ってでも、それ以上のリターンを狙いたいかという投資スタンスです。

手数料だけで判断せず、期待リターンとのバランスを見て判断する必要があります。

コストを極限まで下げたい保守的な投資家にとっては、確かに不向きな商品と言えるかもしれません。

つみたて投資枠でFANG+を買うと後悔する時のメンタル対策

つみたて投資枠でFANG+を買うと後悔する時のメンタル対策

積立投資を始めた直後に暴落が起きると、「やっぱりやめておけばよかった」と後悔の念に駆られます。

特にNISAは非課税メリットを重視して始める人が多いため、資産がマイナスになると「損をしたくない」という感情が増幅します。

SNSなどで他人の成功体験と比較してしまい、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。

こうした時の対策は、事前に「最悪のシナリオ」を想定しておくことです。

「資産が半分になっても、10年後には元に戻って増えているはずだ」という長期視点を持つことが重要です。

また、暴落時は証券口座の画面を見ないようにするのも一つの手です。

日々の値動きに一喜一憂せず、淡々と積立設定を継続することこそが、勝者への唯一の道です。

積立投資は、価格が下がっている時こそ「安く買えるチャンス」であり、将来の利益の源泉を仕込んでいる期間だと捉え直しましょう。

相関係数が高い銘柄同士を組み合わせる際のリスク分散の限界

相関係数が高い銘柄同士を組み合わせる際のリスク分散の限界

「FANG+だけでなく、NASDAQ100にも投資して分散している」と考える人がいますが、これは分散効果が薄い場合があります。

なぜなら、FANG+の構成銘柄はNASDAQ100の上位銘柄とほぼ重複しており、値動きの連動性(相関係数)が非常に高いからです。

ITセクター全体が売られる局面では、両方とも同じように下落します。

真の意味でリスク分散を図るなら、値動きの異なる資産を組み合わせる必要があります。

例えば、ゴールド(金)、債券、あるいはIT以外のセクター(ヘルスケアや生活必需品など)への投資です。

似たようなテック系ファンドばかりを集めても、特定の業界リスクを回避することはできません。

ポートフォリオ全体を見たときに、特定のセクターに偏りすぎていないか、定期的に見直すことが大切です。

リスク許容度を超えた集中投資は、暴落時に致命傷となりかねません。

iFreeNEXT FANG+インデックスやめとけ派も納得する分散効果

iFreeNEXT FANG+インデックスやめとけ派も納得する分散効果

一方で、FANG+には独自の分散メカニズムが存在します。

それは、四半期ごとに実施される銘柄の「リバランス(入れ替え)」です。

構成銘柄は固定されているわけではなく、時代に合わせて成長性の高い企業に入れ替えられます。

また、値上がりして比率が高まった銘柄を売り、下がった銘柄を買い増すことで、常に全銘柄が均等な比率になるよう調整されます。

この「均等加重」と「銘柄入れ替え」の仕組みにより、特定の1社が巨大化しすぎて指数全体を歪めることを防いでいます。

また、常にその時代の「勝ち組」企業に投資し続けることができるため、ある種のアクティブファンドのような機能を持ちながら、感情を排した運用が可能です。

この新陳代謝機能こそが、長期的にS&P500をアウトパフォームしてきた原動力であり、単なる集中投資とは一線を画す点です。

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?オルカン・S&P500との組み合わせは?リスク許容度別のコアサテライト配分

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?オルカン・S&P500との組み合わせは?リスク許容度別のコアサテライト配分

FANG+一本に絞るのは怖いけれど、高いリターンも捨てがたい。

そんな方は、王道のインデックスファンドと組み合わせる「コア・サテライト戦略」がおすすめです。

資産の核(コア)を安定した銘柄で固め、一部(サテライト)で攻めることで、リスクをコントロールしながらリターン向上を狙えます。

ここでは、年齢や性格に合わせた具体的な配分例を以下の項目で紹介します。

  1. 攻めの20代から30代ならつみたて投資枠をFANG+のみで構成する
  2. バランス重視ならオルカンをつみたてて成長枠でFANG+を買う
  3. 50代以上や守り重視の人はサテライト枠として資産の5%に留める
  4. オルカンやS&P500と組み合わせる際の黄金比率とリバランス

攻めの20代から30代ならつみたて投資枠をFANG+のみで構成する

攻めの20代から30代ならつみたて投資枠をFANG+のみで構成する

20代から30代の若年層は、最大の武器である「時間」を持っています。

もし暴落に巻き込まれて資産が大きく減ったとしても、労働収入でカバーし、回復を待つまでの期間が十分にあります。

そのため、つみたて投資枠の月10万円(年間120万円)をすべてFANG+に割り振るという、極めて攻撃的なポートフォリオも選択肢に入ります。

この戦略のメリットは、少額からでも将来的に億り人(資産1億円)を目指せる爆発力がある点です。

S&P500の平均リターンを年利7%と仮定した場合と比較して、FANG+が年利15%以上を維持できれば、20年後の資産額には数千万円の差が生まれます。

ただし、この戦略を実行するには強靭なメンタルが必要です。

日常的に株価をチェックせず、完全に放置できるタイプの人が向いています。

結婚や住宅購入など、近い将来に現金が必要になる予定がある場合は、現預金とのバランスを慎重に考える必要があります。

バランス重視ならオルカンをつみたてて成長枠でFANG+を買う

バランス重視ならオルカンをつみたてて成長枠でFANG+を買う

「資産は増やしたいが、夜は安心して眠りたい」という大多数の方には、コア・サテライト戦略が最適です。

つみたて投資枠(コア)では、全世界株式(オルカン)やS&P500のような広く分散されたファンドを淡々と積み立てます。

そして、成長投資枠(サテライト)を使って、余剰資金でFANG+を購入するのです。

例えば、毎月の投資額の70%~80%をオルカンにし、残りの20%~30%をFANG+にします。

これなら、もしテック株が暴落しても資産全体へのダメージは限定的です。

一方で、テック株が好調な時は、オルカン単体よりも高いリターンを享受できます。

この「いいとこ取り」の組み合わせは、精神的な安定と資産成長の両立を目指す現実的な解と言えるでしょう。

つみたて投資枠で土台を作り、成長投資枠でアクセントを加えるイメージです。

50代以上や守り重視の人はサテライト枠として資産の5%に留める

50代以上や守り重視の人はサテライト枠として資産の5%に留める

リタイアが視野に入ってくる50代以上の方や、元本割れを極端に恐れる性格の方は、FANG+への配分をさらに下げるべきです。

資産全体の5%程度、あるいは「最悪無くなっても生活に支障がない金額」に留めましょう。

この年代で重要なのは、資産を増やすことよりも「守ること」です。

すでに十分な資産を築いている場合、あえて高リスクな商品に手を出す必要性は低いです。

しかし、「少しは夢を見たい」「話題の株を持ってみたい」という欲求があるなら、趣味の範囲で保有するのが賢明です。

例えば、毎月数千円程度の積立や、ボーナス時の一部で購入するなど、生活防衛資金には絶対に手を付けないことが鉄則です。

あくまで「宝くじ」的な位置づけとして楽しみ、主力の運用は債券やバランス型ファンドなどで堅実に行いましょう。

オルカンやS&P500と組み合わせる際の黄金比率とリバランス

オルカンやS&P500と組み合わせる際の黄金比率とリバランス

FANG+を組み合わせる際の比率は、期待リターンと許容リスクのトレードオフで決まります。

一般的に推奨される一つの目安(黄金比率)は、「コア(オルカン等):サテライト(FANG+)=8:2」あるいは「7:3」です。

過去のシミュレーションにおいて、S&P500にFANG+を2割程度混ぜることで、リスク(価格変動)の上昇を抑えつつ、リターンを有意に高める効果が確認されています。

運用を続けると、FANG+の値上がりによってポートフォリオ内の比率が当初の設定より大きくなることがあります(例:当初20%だったのが30%に増える)。

この場合は「リバランス」が必要です。

増えすぎたFANG+の一部を売却して利益確定し、その資金で割安になっているオルカンを買い増して元の比率に戻します。

成長投資枠を活用すれば、この調整も比較的柔軟に行えます。

年に1回程度、資産配分を確認し、リスクを取りすぎていないかチェックする習慣をつけましょう。

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?FANG+投資信託とETFはどっちが得?

FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっち?FANG+投資信託とETFはどっちが得

方針が決まったら、次は実践です。

「投資信託」で買うか、市場で売買される「ETF」で買うか。

また、どの証券会社を使えば一番お得なのか。

これらの選択も将来の資産額に影響します。

ここでは、具体的な商品選びと口座選びのポイントを以下の項目で解説します。

  1. iFreeNEXT FANG+投信とiFreeETF FANG+の手数料と使い勝手
  2. 分配金の再投資効率を最大化するなら投資信託が有利な理由
  3. 短期売買も視野に入れた機動力を重視するならETFを選ぶ
  4. SBI証券と楽天証券のポイント還元率で比較するFang+どこで買う問題
  5. クレカ積立設定を活用して毎月のリターンを確実に底上げする手順
  6. マネックス証券やauカブコム証券など他社の取り扱い状況

iFreeNEXT FANG+投信とiFreeETF FANG+の手数料と使い勝手

iFreeNEXT FANG+投信とiFreeETF FANG+の手数料と使い勝手

FANG+に投資する方法は主に2つあります。

投資信託の「iFreeNEXT FANG+インデックス」と、東証上場ETFの「iFreeETF FANG+(銘柄コード:2244)」です。

両者の大きな違いは「信託報酬(保有コスト)」と「購入単位」です。

投資信託版の信託報酬は年率0.7755%ですが、ETF版は年率0.385%(税込、2026年2月時点)程度と、ETFの方が低コストに設定されています。

これだけ見るとETFが有利に見えますが、ETFは「1口単位」での購入となり、100円からの金額指定購入ができる投資信託に比べて柔軟性が劣ります。

また、つみたて投資枠で買えるのは投資信託版のみです。

コスト重視で成長投資枠を使うならETF、手間なしでつみたて枠を使うなら投資信託、という使い分けが基本になります。

分配金の再投資効率を最大化するなら投資信託が有利な理由

分配金の再投資効率を最大化するなら投資信託が有利な理由

長期的な資産形成において重要な「複利効果」を最大化したいなら、投資信託版が有利です。

投資信託の場合、発生した分配金(配当に相当するもの)は、税金を引かれることなくファンド内で自動的に再投資されます。

これにより、雪だるま式に資産が増えていきます。

一方、ETFは分配金がいったん現金として支払われます。

これを再投資しようとすると、手動で買い付け注文を出す手間がかかります。

さらに、NISA枠であっても、再投資のたびに非課税枠を消費してしまいます(枠が余っていれば問題ありませんが、満額使っている場合は再投資できません)。

「ほったらかし」で効率よく資産を増やしたいのであれば、内部で勝手に再投資してくれる投資信託の方が、結果的に手間もコストも抑えられるケースが多いです。

短期売買も視野に入れた機動力を重視するならETFを選ぶ

短期売買も視野に入れた機動力を重視するならETFを選ぶ

もしあなたが、暴落時にタイミングを見計らって購入し、短期間で利益確定をしたいと考えているなら、ETFが適しています。

ETFは株式と同じように、取引所の開場時間中であればリアルタイムの価格で売買できます。

「今すぐ買いたい」「指値注文を入れておきたい」といった機動的な運用が可能です。

投資信託は「ブラインド方式」といって、注文した時点では購入価格が分からず、翌日の基準価額で約定します。

そのため、日中の急激な値動きに対応することができません。

成長投資枠を使って、スイングトレードのような短期~中期売買を行うのであれば、低コストかつ即時性のあるETF一択となります。

自分の投資スタイルが「長期積立」なのか「トレード」なのかによって選びましょう。

SBI証券と楽天証券のポイント還元率で比較するFang+どこで買う問題

SBI証券と楽天証券のポイント還元率で比較するFang+どこで買う問題

積立投資を行う際、クレジットカード決済によるポイント還元は「確実なリターン」として見逃せません。

大手ネット証券のSBI証券と楽天証券は、どちらもiFreeNEXT FANG+インデックスを取り扱っており、激しいポイント還元競争を繰り広げています。

SBI証券は「三井住友カード」での積立が対象で、カードのランクに応じて0.5%~5.0%のVポイントが貯まります。

一方、楽天証券は「楽天カード」での積立で、カードの種類や代行手数料の区分により0.5%~1.0%の楽天ポイントが還元されます。

FANG+は信託報酬が高めの商品区分になることが多く、還元率の適用ルールが各社で異なります(2026年2月時点)。

自分がメインで使っている経済圏(Vポイントか楽天ポイントか)に合わせて選ぶのが基本ですが、還元率の改定は頻繁に行われるため、最新情報を公式サイトで確認することが重要です。

クレカ積立設定を活用して毎月のリターンを確実に底上げする手順

クレカ積立設定を活用して毎月のリターンを確実に底上げする手順

ポイント還元を受けるためには、証券口座での設定が必要です。

まず、NISA口座を開設した証券会社で、引き落とし方法を「クレジットカード決済」に指定します。

毎月の上限額(多くの場合は10万円)まで設定可能です。

例えば還元率が1.0%の場合、月5万円の積立で毎月500ポイント、年間6000ポイントが何もしなくても手に入ります。

これは実質的に、購入コストを1.0%安くできているのと同じ意味を持ちます。

信託報酬が高いFANG+において、この1.0%の差は非常に大きいです。

現金で積み立てている人は、今すぐクレカ積立に切り替えることを強くおすすめします。

ただし、カードの利用可能枠が積立額分だけ埋まってしまうため、普段の買い物で枠不足にならないよう注意が必要です。

マネックス証券やauカブコム証券など他社の取り扱い状況

マネックス証券やauカブコム証券など他社の取り扱い状況

SBIや楽天以外にも、マネックス証券やauカブコム証券でもiFreeNEXT FANG+インデックスの取り扱いがあります。

マネックス証券は「マネックスカード」による積立で高還元のポイントプログラム(マネックスポイント)を提供しており、還元率の高さで注目されています。

貯まったポイントはdポイントやAmazonギフトカードなどに交換可能です。

auカブコム証券は「au PAY カード」での積立が可能で、Pontaポイントが貯まります。

auユーザーにとっては非常にメリットが大きいです。

どの証券会社を選んでも、iFreeNEXT FANG+インデックスという商品自体の中身や運用成績は変わりません。

差が出るのは「ポイント還元」と「アプリなどの使いやすさ」のみです。

すでに特定の経済圏を利用しているなら、それに紐づいた証券会社を選ぶのが、ポイント管理の手間を減らすコツです。

【まとめ】FANG+は積立投資枠と成長投資枠どっちについて

最後に本記事で重要なポイントをまとめます。

iFreeNEXT FANG+インデックスは、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方で購入可能である
東証上場ETF版(2244)やレバレッジ型ファンドは、制度上「成長投資枠」のみが対象となるため注意が必要だ
投資初心者はまず「つみたて投資枠」を優先して埋め、ドルコスト平均法による時間分散効果を狙うのがセオリーである
「成長投資枠」はスポット購入(一括投資)ができるため、暴落時の押し目買い用として枠を温存する戦略も有効だ
最短5年で1800万円の枠を埋める「最速攻略」は、高値掴み後の暴落に耐えられる上級者向けのハイリスク戦略である
FANG+はわずか10銘柄への集中投資であり、S&P500やオルカンに比べて価格変動リスク(ボラティリティ)が非常に高い
信託報酬は年率0.7%台とインデックスファンドとしては高めだが、過去の圧倒的なリターン実績がコストを正当化している
NISA口座では損益通算ができないため、暴落時に狼狽売りをして損失を確定させると税制メリットが完全に消滅する
NASDAQ100とFANG+は構成銘柄が大きく重複しており、両方持ってもリスク分散効果は限定的であることを理解しておく
FANG+指数には四半期ごとの銘柄入れ替え(リバランス)機能があり、常にその時代の最強銘柄に投資し続けられる強みがある
不安を感じる場合は、オルカンやS&P500を「コア資産」とし、FANG+を「サテライト資産」としてポートフォリオの2~3割に留める
20代・30代は攻めの配分で資産拡大を狙い、50代以降は資産の5%程度に抑えるなど、年齢に応じた比率調整が重要だ
長期運用で複利効果を最大化したいなら、分配金が内部で自動再投資される投資信託版を選ぶのが効率的である
SBI証券や楽天証券などのクレカ積立を活用すれば、毎月確実にポイント還元を受けられ、実質的なコストを引き下げられる
最終的に勝つためには、暴落時に証券口座の画面を見ないなど、感情を排して淡々と積立を継続する「握力」が最も重要になる